こんにちはPHTのじゃがです。
ベトナムには、現在8ヶ所の世界遺産があるのは
ご存じですか?
「海の桂林」とも呼ばれるハロン湾。
1000年の歴史が積み重なるハノイ・タンロン城遺跡。
チャンアン・タムコック・ホアルーなどの複合遺産として
登録されたチャンアン複合景観。
タインホアにある石造りの城門跡が残るホー王朝の城塞。
異国情緒が漂うホイアン旧市街。
ベトナム最後の王朝がおかれたフエの建造物群。
チャンパ王国の聖地ミーソン聖域。
世界最大規模の洞窟があるフォンニャ・ケバン国立公園。
この8つの世界遺産の中に、新たな世界遺産が
加わろうとする動きがあります。
ベトナムの現地情報によりますと、ホーチミン市人民委員会は
同市クチ郡にあるクチトンネルの国連教育科学文化機関(ユネスコ)
世界遺産への認定申請に向けて、国防省に意見を求める文書を
送付しました。
これに先立ち、同市は2019年8月に世界遺産への認定に向けて
申請書類を準備中だと明かしていました。同市人民委員会によると
クチトンネルは創造性や建築物としての秀逸性、歴史的・伝統的価値
などの指標を十分に満たしているという。
保存状態の良い貴重な軍事科学研究の資料建造物としての評価も高い。
クチトンネルは地下3階層からなり、戦闘区、居住区、台所、医務区などに
分かれている。全長およそ250kmで、現在はこのうち約200mが一般公開
されております。
これまでベトナム南部には世界遺産が一つもありませんでした。
クチトンネルが世界遺産に登録されますと、南部では初めての
世界遺産となります。
クチトンネルは、ベトナムを語る上では欠かせない場所の
一つとなっておりますので、世界遺産に登録される可能性も
あるかもしれません。
登録されるには時間が掛かると思いますが
ぜひ世界遺産に登録されてもらいたいです。
まだクチトンネルに行かれたことがない方は、この機会に
観光してみてくださいね。