ベトナムの苦瓜

投稿日:2019年8月7日(水)

こんばんは。PHTのへおです。

 

暑さ真っ只中、みなさんはいかがお過ごしですか?

おそらく暑さで食欲が失せたりしているかと思います。

ベトナムでも暑い日は中々食欲がわかないことが多く、そんなときは苦瓜を食べて

夏バテ防止をしています。

今日はベトナムの苦瓜をご紹介します。

ベトナムでも苦瓜は主に夏に実る作物です。

日本で見る苦瓜ベトナムのものを比べてみると外見がちょっと違います。

日本で見かける苦瓜は濃い緑色で、表面に細かいイボがびっしりついているもので

すが、ベトナムでみかけるニガウリは明るい緑色で、丸みを帯びた波が並んでいる

感じで全体的にツルツルしています。

 

そして気になる味は、ベトナムの方が日本のものよりも苦味が少ないです。

沖縄でチャンプルー(食材を混ぜて炒める料理)にして食べるようにベトナムでも

肉と卵と一緒に炒めたりスープの具としても良く使われます。

この独特の苦味の素は、モモルデシンやチャランチンという成分で、 血糖値や

血圧を下げる効果 があるそうです。

またビタミンCも豊富で、苦瓜の場合は炒めても壊れにくいのと、ミネラルが多く

含まれていて、 夏バテ予防や食欲増進 に効果があると言われています。

ベトナムでは 、体の熱を逃がす 食べ物とされていますが、これはカリウムの効果

によるものです。

カリウムは、尿の排出を促して体の余分な熱を逃がす働きがあります。

 

苦瓜ってこうしてよく考えると、いいことづくめなので夏場は積極的に摂りたい

野菜ですね。