旧正月のハノイ

投稿日:2022年2月7日(月)

こんにちはPHTのじゃがです。

 

今日から旧正月明けで仕事再開ですが、9日間も旧正月があり

長い長いお休みだったので旧正月ボケをしております。

 

そんな9日間もあった旧正月でしたが、旧正月中の

ハノイの様子はこんな感じでした。

 

街の至る所で旧正月を迎えるイルミネーションや看板が

掲げられておりお祝いムード一色。

まだコロナ禍ではありますが、コロナのコの字さえ

忘れるぐらいの賑わいようです。

ベトナム人にとって、旧正月は一大イベントの一つなのです。

 

旧暦の元旦である2月1日にホアンキエム湖と旧市街に行ってきました。

ベトナムは仏教徒が多い為、日本と同じくお寺・祠・廟などへ

参拝・初詣に行かれる方が多いです。

 

今年はまだコロナ禍の規制のためホアンキエム湖にある

玉山祠への入場が出来ませんでしたが、ホアンキエム湖の

ほとりに集まり、祈りを捧げている方が大勢いました。

 

旧市街やホアンキエム湖の通りの至る所には、旧正月の花とも

呼ばれる桃や金柑の木が売られたり、飾られておりました。

ベトナムでは、桃の花は悪魔を遠ざけると信じられており

旧正月になると、新たな気持ちで新年を迎え、家族・家を守る魔除けの

意味として桃の木を飾ります。

 

また金柑の木も金運や子孫繫栄をもたらす木としても

有名なため、こちらも鉢ごと購入されたりします。

高い桃の木や金柑の木ですと数万円するものもあるようです。

 

また道端で掛け軸に漢字を描く書道家の姿もチラホラと・・・

こちらの掛け軸には、購入者にとって縁起が良い文字などを描きます。

風水や占いなどを信じる傾向が強いベトナムでは、この掛け軸も

縁起物の一つと言われており、旧正月に購入される方が非常に多いです。

 

まだまだコロナが収束する気配がありませんが、ハノイの旧正月は

例年ほどではありませんが少し活気を取り戻した感じがしました。

ベトナムのチン首相も早ければ3月末または4月末には、観光の

完全再開を目指したいとの談話がありました。

以前のように気軽にベトナムに来れるようになって欲しいですね。