こんにちは。PHTのへおです。
地元ニュースにて、現在のベトナムは超富裕層人口が急成長しているという記事を
見かけました。
イギリス系の不動産サービス大手のナイト・フランクがこのほど発表したレポート
によると、2018年におけるベトナムの超富裕層人口は前年比+7人増の142人。
ベトナムの超富裕層人口は2019~2023年の5年間で+31%増の見通しで、
この増加率は世界で最も高い水準となるそうです。
このナイト・フランクの定義する「超富裕層」とは、住居以外に資産3000万USD
(約33億5000万円)超を保有する人を指します。
2018年における世界の超富裕層人口は約20万人となっており、このうち3分の2が
アジア、ヨーロッパ、北アメリカに集中している。
超富裕層が最も多いのは、ヨーロッパで約7万人。
増加率で見てみると、インド39%増、フィリピン38%増、中国35%増などアジア
勢が高い水準となっています。
ベトナムで資産300万~3000万USD(約3億3500万~33億5000万円)を保有する
人の数は2018年時点で前年比+5%増の1万2327人で、2023年までに1万5776人に
増える見通しです。
背景には、ベトナムは経済成長と好調な貿易から来るものだそうです。
ちなみに米経済誌フォーブスが発表した2019年版の世界長者番付には、ベトナム
から5人がランクインしました。
ランクインしたのは、ビングループのファム・ニャット・ブオン会長、格安航空
会社ベトジェットエアのグエン・ティ・フオン・タオ社長、自動車組み立て生産
大手チュオンハイ自動車のチャン・バー・ズオン会長、大手民間銀行テクコム
バンクのホー・フン・アイン会長、マサングループのグエン・ダン・クアン会長
の5人でした。
経済がますます成長していくベトナムからしばらくは目が離せません。