廃れる食文化 ｜ ベトナム王現地スタッフブログ

こんにちは。PHTのへおです。

 

今日は地元ニュースで、「犬肉食の取り締まり強化、21年までに全面禁止目指す」

という記事を見かけました。

これまで賛否両論がありながらもベトナムの食文化の1つとして犬肉を食べる文化が

ありました。

 

犬肉は主に北部ベトナムで食べられます。

犬肉料理例は下記のような写真です。

バーベキューや揚げ春巻きなどに調理され滋養強壮として食べられています。

 

地元ニュースによると、

ハノイ市人民委員会はこのほど、市内の各区・郡・町の関連当局に対して市内に

おける犬・ネコの肥育・解体および肉の販売の禁止に向けて管理取り締まりの強化

を要請する文書を交付した。同市では2021年までに犬・ネコ肉食を全面的に禁止

する方針。

文書では、犬・ネコ肉食は狂犬病を蔓延させるリスクがあるほか、動物愛護意識

の高まりに伴い外国人観光客やハノイ市在住外国人らが強い反感を示していること

から首都ハノイ市の文明的で近代的なイメージを損なわせていると指摘している。

 

ベトナムの犬料理は、以前アメリカのビジネスインサイダーが発表した「世界の

ゲテモノ料理特選」に選ばれるほど有名になりました。

動物愛護としては良いことなのでしょうが、一方では食文化が廃れるという見方も

あり、どこか寂しさも感じる記事でした。