こんにちはPHTのじゃがです。
ベトナムで陶器というとバッチャン焼きをイメージする方が
多いかと思いますが、バッチャン焼き以外にも全国各地に
陶器の村はあるんですよ。
今回は、ベトナム中部ホイアンの郊外にある陶器の村
タインハーを紹介します。
タインハー村は、世界遺産の街ホイアンから西へ4kmほど移動した
トゥボン川沿いにある陶器の村になります。
タインハー村は16世紀~18世紀に栄え、朱印船貿易・シルクロードを通じて
日本・中国・スペインなどに陶器を輸出しておりました。
今回タインハー村までホイアン旧市街の中から運行されている
クルーズ船に乗船して、タインハー村まで行ってきました。
クルーズ船に揺られること約30分、クルーズ船といっても
ポンポン船のような船で移動するため、心地よい風と気温の為
睡魔と闘いながらタインハー村まで移動しました。
村内の至る所に工房があり、トゥボン川で取れる粘土を使用して
一つ一つ代々から受け継がれる手作業にて丁寧に作り上げられます。
焼き上げる際もガス焼きを行わず、伝統的な窯で焼き上げられます。
村内散策を行うと、伝統的な手作業・窯焼きを見ることができますよ。
またタインハー村には、タインハー陶器の歴史や陶芸品が飾られている
タインハーテラコッタパークがございます。
建物がレンガ調となっており、THE 陶芸の村と感じられる
造りとなっております。
タインハー村の歴史を学ぶことができ、またこちらのパークでは
陶芸体験をすることもできます。
こちらのパークの一番の見どころは、栃木県にある
東武ワールドスクウェアのような陶器で造られた世界の建造物や
ベトナム国内の有名な建造物が展示されております。
全て陶器で造られており、その精巧な造りに驚かされます。
ホイアン観光の合間に行くこともできますので、陶器に興味がある方は
ぜひベトナム中部の陶器の村タインハーを訪れてみてくださいね。