こんにちは。PHTのへおです。
今日はベトナム祝日です。
何を祝うのかと言いますと、ベトナム史上初の国家を建国したフンブオン王
(以下親しみを込めてフン王)を称える日です。
今では絵や記念像でしたかその姿を知ることは出来ませんが、凛々しい顔ですね。
今日はこのフン王についてご紹介したいと思います。
そもそもフン王というは、ベトナム史上初の国家とされるバンラン国の18代にわた
る歴代王の総称です。一番最初のフン王は、ベトナムの伝説の王であるラックロン
クアンとアウコー姫の子供でした。そして紀元前2879年から紀元前258年まで現在
の東北部地方フート省に存在したバンラン国を建国し18代にわたって治めました。
また、バンラン国が現在のベトナムの主要民族「キン族」の始まりの地とされてい
る背景もあり、ベトナム人から親しまれ、獅子舞や音楽演奏、線香が上げられるな
ど供養のお祭りが現在でもされております。
そして、べトナムの国家と民族の基礎を築くために尽力した18人の王様の功績を
称える行事日として、2007年から旧暦の3月10日はフン王の日として、祝日に制定
されました。
先祖を大切にする文化はどこか日本と似ていて、ますます親近感が湧きますね。