フン王の日

投稿日:2018年4月25日(水)

こんにちは。PHTのへおです。

 

今日はベトナム祝日です。

何を祝うのかと言いますと、ベトナム史上初の国家を建国したフンブオン王

(以下親しみを込めてフン王)を称える日です。

 

 

今では絵や記念像でしたかその姿を知ることは出来ませんが、凛々しい顔ですね。

今日はこのフン王についてご紹介したいと思います。

 

そもそもフン王というは、ベトナム史上初の国家とされるバンラン国の18代にわた

る歴代王の総称です。一番最初のフン王は、ベトナムの伝説の王であるラックロン

クアンとアウコー姫の子供でした。そして紀元前2879年から紀元前258年まで現在

の東北部地方フート省に存在したバンラン国を建国し18代にわたって治めました。

 

また、バンラン国が現在のベトナムの主要民族「キン族」の始まりの地とされてい

る背景もあり、ベトナム人から親しまれ、獅子舞や音楽演奏、線香が上げられるな

ど供養のお祭りが現在でもされております。

 

そして、べトナムの国家と民族の基礎を築くために尽力した18人の王様の功績を

称える行事日として、2007年から旧暦の3月10日はフン王の日として、祝日に制定

されました。

 

先祖を大切にする文化はどこか日本と似ていて、ますます親近感が湧きますね。