こんにちは。PHTのへおです。
前回ご紹介したチャム彫刻博物館よりももっとチャンパ文化を深く知りたい方は、
やはりミーソン遺跡でしょう。
ダナン市内から車で約1時20分ぐらい走ったところにミーソン遺跡はあります。
ミーソン遺跡は、カンボジアにあるアンコールワットと同じように思われますが、
アンコールワットとは全く別物なんですよ。
ミーソン遺跡はチャンパ王国の遺跡。
アンコールワットは、クメール王国の遺跡なんです。
入場口でチケットを買い、カート乗り場へ・・・
電気カートに乗って、遺跡の入り口までLET’GO!
約2㎞ほどの道のりを、10分ぐらいかけて走ります。
だんだんとジャングルにでも来たんじゃないかという雰囲気になってきます。
電気カートから降りた後は、更に遺跡の入り口を目指して10分ぐらい歩くと・・・
見えてきました世界遺産のミーソン遺跡!
英語でMy Son Sanctuaryと言われるだけあり、聖域感が漂ってます。
7世紀~13世紀に造られた遺跡が今もなお残っており、その佇まいに圧倒されて
しまうほど・・・
ヒンドゥー教の象徴であるリンガ・ヨニが残されていたり祈りを捧げるために
建てられた祭壇なども残っています。
しかし、残念なことにほとんどの遺跡がベトナム戦争時代に爆撃にあってしまい
破壊されてしまいました。
インドと協力して遺跡の修復・復元活動が行われています。
遺跡内を見て回ると、ごにゃごにゃとした文字が記載されている場所があります。
これはサンスクリット語と古チャム語という文字で、未だに全ての文字が解読
出来ていないと言われています。
もし解読できたら、チャンパ王国の歴史が更に解読出来るかも!?
また、遺跡内ではチャムダンスショーのステージがあり1日に数回チャムダンス
ショーが行われています。
もしタイミングが合えば、ぜひダンスショーも見て今は跡地だけが残るチャンパへ
イメージを膨らませるのも良いかもしれません。