こんにちは。PHTのへおです。
さて皆さんベトナム料理と言えば、あっさり、ヘルシーなどのイメージがあると
思います。
これまでもベトナム料理の特徴について書いてきましたが、今回はその味付けの
元である塩に焦点を当てたいと思います。
たかが塩、されど塩。
ベトナムには様々な塩があります。
塩を大きく分けると、食事用とフルーツ用の2つに別れます。
ベトナムではフルーツにも塩を付けて食べるのが一般的です。
日本で言うスイカに塩のようなものです。
写真の左はフルーツ用(目が荒い唐辛子塩)、右は食事用(目がきめ細かい
レモン塩)です。
今回は果たして食事用の塩でもフルーツの美味しさは引き立つのか実験しました。
実験するフルーツは、ザボン(ベトナムのグレープフルーツ)2種、ミズレンブ、
パイナップルです。
まずはフルーツ用の塩をつけて食べると、辛さとしょっぱさが最初に来るものの
その後甘さが一気に広がります。
次に食事用の塩を付けて食べると、塩そのものがきめ細かくフルーツにくっつき
やすいせいかしょっぱさだけが際立ってしまいました。
塩によって美味しさが大きく違う結果となりました。
今回挙げた以外にも塩は多数あり、ベトナム料理にも大きく影響します。
塩の種類が豊富なベトナム、奥が深いです。